Sublime Text 2でRConsoleを使う

ちょっと前からRのお勉強をしているのですが、Rに標準でついているコンソールはちょっと物足りない…。
日頃から使っているエディタで作業できるといいなぁと思っていたら、ありましたよ。Sublime Text 2からRを使う方法が。
実際に使った画像は以下のような感じです。グラフを表示するときにはちゃんとR Graphicsで表示されます。

セットアップの方法

こちらのページを参考にしました。
http://tomschenkjr.net/using-sublime-text-2-for-r/

SublimeREPLという外部アプリケーションを呼び出すためのパッケージがあるのですが、
これを利用してRのRterm.exeを起動するという流れになります。

具体的には以下のようにしていきます。

1.SublimeREPLのインストール
Sublime Text 2を起動してPackage ControlからSublimeREPLをインストールします。
Package Controlについては色んなところで記事が書かれているのでそちらを見てください。

2.RTermへのパスを設定する
Preferences -> Package Settings -> SublimeREPL -> Settings - Userを選んで設定ファイルを開きます。
RTermへのパスを設定します。僕は以下のようになりました。

{
  "default_extend_env": {"PATH":"{PATH};C:\\Program Files\\R\\R-2.15.1\\bin\\x64"}
}

3.言語設定を変更する
英語でRを使っている人はこの作業は必要ありません。

日本語環境でRを使っている方はこのままだと文字化けして利用できません。
この場合はSublimeREPLから起動する場合には言語設定を英語に変更する必要があります。

設定ファイルはデフォルトで以下の場所にあります。
C:\Users\[USERNAME]\AppData\Roaming\Sublime Text 2\Packages\SublimeREPL\config\R
ここにあるMain.sublime-menuを開き、extend_env.windowsにLANGUAGE=enを設定します。
具体的には以下のような感じです。

  ...
  "extend_env": {"osx": {...},
                 "linux": {...},
                 "windows": {"LANGUAGE": "en"}
                },
  ...

これでTools -> SublimeREPL -> Rを選択するとRのコンソールが開き、いつもどおりに利用することができます。
やりましたね。