GitBookを使って社内向けの文章を書く

社内向けのドキュメントを書きたいが、バイナリをGitリポジトリに突っ込んでバージョン管理したくない。 でもバージョン管理はしたいという煩悶を乗り越えるためにGitBook で書いてみました。便利。

GitBookは日本語の記事でもいくつか紹介されています。

GitBookを使うとGitBook.IOに公開しなければビルドできないと思っていたのですが、2つ目の記事にあるようにcliも提供されています。
ローカルでビルドできるのであれば公開したくない文章も書けるし、ちょっと工夫すればPDFやepubもビルドできます。便利。

検証した環境はWindows 8.1 Pro x64です。

インストール

  1. Node.jsインスコ
  2. gitbookをインスコ $ npm install -g gitbook
  3. PDFやepubをビルドしたい場合はcalibreインスコする

使ってみる

  1. 適当にディレクトリを掘る $ mkdir sample-ebook && cd sample-ebook
  2. とりあえず目次を作る $ notepad SUMMARY.md
    適当に * (Introduction)[README.md] とかで良い
  3. $ gitbook initでSUMMARY.mdに記述したディレクトリ構造が作成される
  4. $ gitbook serveした後に http://localhost:4000 にアクセスするとビルドしたドキュメントが表示される
  5. PDFやepubにビルドする場合は $ gitbook pdf$ gitbook epubでOK

これで社内リポジトリにたまっているMarkdownドキュメントも配布しやすい形式にビルドできます。やりましたね:)